バンジャールの掟

   2015/12/16

今日はサラスワティの日。学問の神様を祭る日です。

旦那が上の子と一緒に朝から正装していそいそと出かけて行きました。上の子はクバヤを着たり儀式で聖水もらって飲んだりするのが大好きなので興奮気味です。

 

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下の子が生まれてから、旦那と上の子チーム、私と下の子チームに分かれて色んな事をこなしてきています。私がまだ小さい子がいて外のイベントに出ていきにくいので、旦那チームが外交担当といった感じで。

おとついはプラセガラ(海の近くにあるお寺)のオダラン(210日が1年のウク暦に合わせた誕生祭)、その前の満月はプラダラム(破壊の神シヴァを祀ってあるお寺)のオダランだったし、最近イベント続きのここブレレン地方なのですが。

 

ところで、私がこちらに来てから一番恐れていること、それが、「地域との関わり」。

このバリ独特のバンジャールというシステムの中に自分も今入りかけ、後半年ほどすれば、どっぷり浸かることになるのです。今年1年はまだ子どもが生まれたばかりで大変だからという理由で免除してもらっています。

バンジャール(村の共同体)
「絶対主義的といえるほどの最高権力を持つ」(クリフォード・ギアツ)共同体であり、メンバーの生活のための法的、物質的、道徳的条件を整える役割を果たしている。
byウィキペディア

バンジャールの役割はさまざまで、私もまだ理解できてないのですが、今のところここブレレンの町で一番重要なのは、バンジャールの管轄内にある5箇所のお寺(大きいもの3つ、小さいもの2つ)の面倒を見ることがまずあります。大きいものは以下。

  • プラダラム(Pura Dalam) 破壊の神シヴァを祀っている寺
  • プラデサ(Pura Desa) 村の祖先の寺
  • プラセガラ(Pura Segara) 海の近くに祀る寺

小さいもの2つは、近い親族内のもので、ひとつは大体200名ほどのメンバー規模、もうひとつは100名ほどといった感じ。面倒をみるというのはつまり、210日に一度行われる村の誕生際(オダラン)を執り行うという事があります。

うちのバンジャール所属のメンバーは確か5つのグループに分けられていて、グループごとに210日おきにやってくる大小5つの寺のオダランを取り仕切る事になります。つまり210日間の間に5回のオダランがあり、うち一回は準備実行を担当するって事です。

寺の大きさにもよりますが、大きな寺の場合は1週間以上夫婦で朝から晩まで準備に追われる事に。とにかく参加して、顔を見せればそれでいいというようなものではなく、本当に働かないといけません。女性の場合、あのよく見かけるバリの細かいお供え物などを一通り作ることになります。中にはお局さんみたいな人がいて、

「ここは練習する場所じゃないよ!何でちゃんとできるようになってないの!」

なんて怒られるらしいんですね。バリ人でも若い子なんかでお供え物作れない子はたくさんいますから。それくらい本気でやらないと準備が整わないわけです。

男性の方は主に、会場の準備とお供え物などの材料の買出し、準備などを行います。中には市場では手に入らないような希少な木とか葉っぱとか動物なんかもあるようで、遠くまで探しに行ったりなどこちらはこちらで大変な作業のようです。

そんな大変な作業ですから、バリ人は仕事を頻繁に休むというのも仕方がない部分があるんですね。そういう田舎のしきたりが煩わしくて都会に移っている人も多いですが。遠くて帰れないということであればオダランの準備などしなくてすみますし。でも代わりにお金を払うはず。

とにかくそんな風にバリ人が本気で取り組んで実行されるオダラン。さすがというか、こないだのプラダラムのオダランなんか、それはもう圧巻でした。ガムラン部隊の演奏あり、ダンスありの、あれは宗教行事とエンターテイメントの混ざり合った一大ショーですね。

こんなすごいショーを計画実行できるバリ人、いや凄いです。そして自分もその一員にならないといけないのです。だから今からお供え物の作り方とか意味を少しずつ勉強しているんですが、なかなか…。

こんな凄い能力があるなら、例えばゴミだらけで異臭を放っている溝の掃除をみんなでやる事くらい容易いように感じてしまうけど、それはもしかして先進国目線の勝手な思いこみなんでしょうか。だって彼らは宇宙レベルの事をやってるわけですから(笑)。ゴミなんて巨大隕石が衝突すればダイオキシンも出ない高温で焼けつくせますしね。小さな話です。

バリ人:「うっせーな。俺ら宇宙と交信してんだよ。」

ってな感じでしょうか。

プリダラムのオダラン

オダランの様子。奥にイブイブのガムラン部隊が

既にバリの女

既にバリの女気取り


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