地鎮祭やりました
家を建てようと言いつつ全く進む気配がなかったのですが、ようやく先日、いわゆる地鎮祭のようなものを行いました。
これを行ったからには、もうさっさと建てはじめるしかありませんので、さあこれから大変です。
ところでこの地鎮祭、バリのは日本と少し違うかもしれません。
色んな種類の儀式がある中で、家を建てる前のものは土地浄化の意味が強いらしく、先日のニュピ前日と同じ、悪霊を追い出す儀式です。従ってこの式を行うのはニュピ前日が最良という事になり、オゴオゴやらの準備で忙しい最中、土地の元オーナーさん一家に執り行ってもらいました。
元々田んぼだった土地なので、住み着いている神様・悪霊の種類が違うからそれらに退散していただき、新たに宅地用に土地を初期化しましょうっていう事っぽいです。悲しいかな浄化より初期化って言葉がピンとくる。
こういう悪霊系の儀式をムチャルと言いますが、チャルは生贄って意味。
お坊さんがマントラ唱え終わったくらいに、用意してあったまな板でココナッツや赤タマネギを刻み出し、お料理でも始めそうな様子でしたが、その後ピヨピヨ鳴いてる小さな鶏さんの首を、そのまな板でチョンっ。
滴る血をココナッツの上にピタピタと垂らして終了。
後に、アヒルさんも犠牲になってもらっていた事に気付きました。
最後に穴を掘り、それらの屍を全部埋めて終了。
地鎮祭。もっと軽いものと思っていたけど、ちゃんとクバヤ来て正装して、お供え物代は4ジュタ(3万5千円ほど)。中々重要なものだったようです。
ところで今回お願いしている大工さん、バリ人がメインなんですが、建て始める日取りが細かいです。ガルンガンの後、クニンガンの前のタイミングで始めないとダメだと。
日本もそういうのあるけど、バリは特に、日取りにうるさいですね〜。
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地鎮祭終了おめでとうございます!
これからがんばりどころですね!
子ブタ、小鳥さんの生贄は毎回背筋がひやっとしてしまいます。
鳴かなくなった屍体が放置されているのを見ると本当にかわいそうで…
ともあれバリの土地の浄化には必須ですからね!
建設経過も楽しみにしています!